よくある質問

手術時間はどのくらいですか?
両眼合わせて30~40分程度です。
レンズはどんな素材でできていますか?
ICLのレンズは、コラマー(Collamer)と呼ぶ新素材でできています。これはHEMA(水酸化エチルメタクリレート)とコラーゲンを共重合させた含水性のとても柔らかい素材です。生体適合性が優れており、目の中に入れても異物として認識されにくく、特別なメンテナンスをしなくても数十年間の長期間にわたって透明な状態を維持し、長くレンズとしての役割を果たします。とても柔らかい素材なので、細長く筒状に折りたたむことで、3mm程度の小さな切開創からの出し入れができます。万が一問題があった場合でも、約3mmの創口を作ってレンズを抜去することが可能です。
レンズは目の中でずれたり、割れたりしませんか?
ICLのレンズは、虹彩の裏側にある毛様溝という部分にレンズ両端の突起を入れて固定します。よほどの強い衝撃でない限り、ずれることはまずありません。またとても柔らかい素材なので、目の中で割れることもありません。
異物感を感じることはありますか?
ハードコンタクトレンズの場合はレンズを角膜の上にのせるので異物感がありますが、ICLの場合はレンズを眼内に挿入するので異物感はありません。ごろごろした感じや目の乾きを感じないので、手術後は快適に過ごせます。
手術痛みはありますか?
麻酔をするので、痛みはありません。麻酔は点眼麻酔だけなので、麻酔をする時の痛みもありません。手術中は目を開けておくための器具を使うので、まれに圧迫感や不快感を感じる場合もありますが、これは痛みといえるものではありません。手術は麻酔が効いていることを確認しながら進めます。また手術中でも医師とのコミュニケーションが取れますので、ご安心ください。術後に軽い痛みや異物感を感じる場合もありますが、これは時間経過とともに改善します。
術後どれくらいで視力が安定しますか?
手術の直後は若干の炎症のため見えづらい場合がありますが、通常は翌日~1週間ぐらいで回復し、視力の変化を実感できます。傷口が塞がって治癒する1~3カ月間で視力はほぼ安定します。手術が終わった後、2時間30分程度は経過を確認するためにそのまま院内に留まって頂きますが、入院の必要はありません。手術当日から裸眼で過ごして頂けます。
合併症はのリスクはありますか?
まれにレンズと水晶体が干渉し、白内障を誘発することがあります。この場合、まず白内障の進行程度が軽度であれば、水晶体と干渉しないようレンズを交換し、白内障の治療は経過をみて行うかどうかを判断することをお勧めしています。白内障の進行が進んでいるようであれば、レンズを抜いて白内障の治療を行います。
また現在は非常にまれですが、目の中の水の流れ(房水動態)をレンズが妨げて眼圧が上昇することがあります。この場合は点眼加療、追加処置を行います。
レンズの穴が詰まることはないのですか?
0.36㎜径という穴の大きさは、目の中で浮遊する微細な固形粒子の長径の6~10倍です。とても小さな穴ですが、詰まることはまずありません。
片目だけの手術は可能ですか。
はい。可能です。
入院は必要ですか。
手術は全て日帰りとなります。入院せずにその日のうちにご帰宅いただけます。
ほかのクリニックに通院しています。セカンドオピニオンの相談はできますか。
もちろん可能です。ICL手術を受けるタイミング、合併症への対処、一度入れた眼内レンズの調整まで、お気軽にご相談くださいませ

ICL(アイシーエル)に関する
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何でもお気軽にご相談ください。

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